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その人は、アヤと同じ学校で過ごす男の子でした。
ルックスが飛び抜けて良いわけでもないし、得意なこともあるわけじゃない、ごく普通の男の子。
名前をレンといいます。
レンは、アヤに対して密かな恋心を抱いていました。
でも、アヤは周囲から否定された存在となっていたこともあり、ずっと遠いところから眺めている事しか出来ませんでした。
リーリアの声が聞こえたレンは、突然走り出しました。
何故走っているのかは、レン自身良く分かっていません。
でも、とにかくアヤを探さなければ!という気持ちで一杯になり、必死に走ります。
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