アヤ~学生時代~

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アヤが小さくレンの名前を呟いたその時、屋上にとても強い風が吹きました。 アヤの体は、レンの方へ飛ばされました。 リーリアの声を聞いた大勢の天使達が協力して、アヤをレンの方へ思いきり押し出したのです。 レンはしっかりとアヤを抱き止め、一緒に屋上へ倒れ込みます。 そして………アヤはレンの胸の中で思い切り泣き叫びました。 リーリアでさえ見たことのない、アヤの姿でした。 レンは一瞬戸惑いましたが、アヤが無事だった事に安堵し、優しくアヤを抱きしめます。
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