アヤ~5才~

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「きっと、神様がアヤを雨から守ってくれたのね。」 窓から外を眺めながら、お母さんはアヤに笑いかけました。 すると、アヤは「ちがうよ!」と答え、満面な笑顔でお母さんを見上げました。 「天使さんがね、教えてくれたの!」 この時のアヤの笑顔を、リーリアはいつまでも忘れることはないでしょう。 まるで真夏の青空の下に咲く、大きなヒマワリのような、とてもとても綺麗な笑顔だったのですから。
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