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ブリッジにやっと移動したユリカは、
「あとちょっとでアキトとお昼だったのにぃ」
これである。まぁいつものことだが。
さすが冷静なルリは、「…艦長、敵は前方のチューリップから次々と現われます。早めに叩いておいたほうがいいと思います」
これを受けたユリカは、
「それじゃぁちゃっちゃと終わらせてお昼にしましょう🎵グラビティブラスト用意❗」
今まさにナデシコの必殺兵器、某ヤ○トの波○砲に匹敵するグラビティブラストが火を吹こうとしたその時、ナデシコを衝撃が襲った。敵の駆逐艦、「カトンボ」からのレーザー砲撃が直撃、艦首のブレードが半ばから折れた。
「左舷艦首に被弾、グラビティブラスト使用不能」
「あ~ん、どぉしよぉ💦」
「ミサイルだけではチューリップの破壊は厳しいですね」
あくまで冷静なルリの報告でユリカは、
「こうなったら…エステバリス全機発進❗本艦はミサイルで雑魚を掃討します。その隙にエステバリスでチューリップを壊しちゃってください❗」
さすが海軍大学首席卒業、最適な判断…と言いたいところだが、
「先ほどの被弾でハンガーにも被害が。発進出来るのはアキトさんの機体だけです」
「そんなぁ💦」
いかんともしがたいピンチ❗
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