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私は暗闇を走っていた。
「ヤバい。
遅くなっちゃった」
――キィィ…――
「?何…」
立ち止まり目を凝らすと、いつもなら夕方の5時には閉まっているはずの近所の小さな教会の門が開いていた。
「あ…れ?」
――ヒュゥゥゥ――
なぜか中に吸い込まれて行く感じがした。
私は吸い込まれる様に中に入った。
そして無意識のままあるケースの前についた。
透明のケースの中には黒い髪の人形がいた。
――後から思うと何か封印がしてあった。
しかし私は簡単にそれを説いた
そしてその人形を……
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