1.入学式

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「…ひゃっ!?」 ぼーっとしてたら、私は何かにつまづいて転びそうになってしまった。 それを、恭平が支えてくれる。 「大丈夫か!?」 「うん、いつもありがとう、恭平」 恭平は何かと私を助けてくれる。ちょっと心配性だけど。 だから…恭平にはすごく感謝してる。 「いつも…ね」 後ろで恭平が小さく言ったことも聞こえず、私は暖かい日差しと春の匂いにうっとりしていた。
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