不安と期待

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『あっ!そうだ!美和子っ!そういえばお前は何部に入るんだ?』 「えっ?ん………美術部か…書道部か…まだ決めてないんだ…。」 『ほんと優柔不断だよな~(笑)普通高校入る前からある程度決めておくぞ。』 「だってやりたい事ないんだもん。何かないかな~。」 『それならさ、吹奏楽部入ればいいじゃん!美和子は音楽とか好きだろ?すごく似合ってんじゃん!それに野球の夏の大会とか吹奏楽部なら応援来れるだろ?俺、美和子に応援来てほしいな~。嘘だよ~ん(笑)』 「なにそれ~(笑)来てほしいなら素直に言ったらいいじゃん!吹奏楽部か…いいかもね。やってみよっかな。」 『いいじゃん!やってみたら?これでお前も目標できるじゃん。』 『うん…そうだね。やってみる。』
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