兄の起こし方

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『ぃ…。兄ィ-…。ゆぅ兄ィッ~!なぁ~ゆぅ兄ってばッ!!まだ寝てんの?遅れるやんか!』 そういう声とともに 部屋に光が射し込んだ。俺は眠い目を 薄々開けてみると… 目の前には 白い頬をめいいっぱい 膨らませ クリッとした目を こちらに向けている 彼女は怒っている様子だ。 細いウエストに手を当て 兄の返事を待っている。 雄紀『ちっ…智穂ぉ!?お前はもぅちょっと まともな起こし方ができへんのか…?!』 (優しく揺すって起こすとか…。もしくは…、ちゅー…とかぁ~…) なんてバカな事を 少し考えていたのだった。 妹も大人になったなぁと 俺自身、実感していた。 何より先ほどから気になるモノが1つ…。 チェックのスカートから ふっくらとした 白い生足がみえており 俺の体を挟んでいた。 (ぉぃ…。普通こういう起こし方するか?寝てる兄の上に跨るなんて…。ましてやミニスカやし) 妹の体が動く度 ミニスカートからちらちらと ふっくらとした白い太股がみえている…。 俺はただ何気なく むっちりとした体を 眺めていた…。 智穂『なにジロジロみてんのぉ!スケベッ!!!!笑" なんべん呼んでも、起きひん、ゆぅ兄ィが悪いんやろぉ~…ッ!! ちぃ悪なぃで!!そんな事より!早くしてやぁ。学校遅れるやん~ッ』 (我に返った俺は、視線を元ある場所へもどした。Σ( ̄□ ̄)!……ん?俺が悪いんか?年頃の18歳の女子高生が自分の上に跨っている…。だからといって、兄の俺が妹なんかの体を…) そう納得できず 一人でぶつぶつ呟いていると………。 智穂『ゆぅ兄ィッ!!!!(ノ`△´)ノ』 その最後の一声に 俺は目が完全に覚めてしまった。 (そぅだ…。昨日の夜に約束したっけなぁ~ッ。仕事が休みだから高校まで妹を送り迎えするッて…。) (約束…?いやぁ?あれは脅しだった…。昨日あんなことを言い出した俺が悪いのだが…。)image=243101785.jpg
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