134人が本棚に入れています
本棚に追加
『ぃ…。兄ィ-…。ゆぅ兄ィッ~!なぁ~ゆぅ兄ってばッ!!まだ寝てんの?遅れるやんか!』
そういう声とともに
部屋に光が射し込んだ。俺は眠い目を
薄々開けてみると…
目の前には
白い頬をめいいっぱい
膨らませ
クリッとした目を
こちらに向けている
彼女は怒っている様子だ。
細いウエストに手を当て
兄の返事を待っている。
雄紀『ちっ…智穂ぉ!?お前はもぅちょっと
まともな起こし方ができへんのか…?!』
(優しく揺すって起こすとか…。もしくは…、ちゅー…とかぁ~…)
なんてバカな事を
少し考えていたのだった。
妹も大人になったなぁと
俺自身、実感していた。
何より先ほどから気になるモノが1つ…。
チェックのスカートから
ふっくらとした
白い生足がみえており
俺の体を挟んでいた。
(ぉぃ…。普通こういう起こし方するか?寝てる兄の上に跨るなんて…。ましてやミニスカやし)
妹の体が動く度
ミニスカートからちらちらと
ふっくらとした白い太股がみえている…。
俺はただ何気なく
むっちりとした体を
眺めていた…。
智穂『なにジロジロみてんのぉ!スケベッ!!!!笑" なんべん呼んでも、起きひん、ゆぅ兄ィが悪いんやろぉ~…ッ!!
ちぃ悪なぃで!!そんな事より!早くしてやぁ。学校遅れるやん~ッ』
(我に返った俺は、視線を元ある場所へもどした。Σ( ̄□ ̄)!……ん?俺が悪いんか?年頃の18歳の女子高生が自分の上に跨っている…。だからといって、兄の俺が妹なんかの体を…)
そう納得できず
一人でぶつぶつ呟いていると………。
智穂『ゆぅ兄ィッ!!!!(ノ`△´)ノ』
その最後の一声に
俺は目が完全に覚めてしまった。
(そぅだ…。昨日の夜に約束したっけなぁ~ッ。仕事が休みだから高校まで妹を送り迎えするッて…。)
(約束…?いやぁ?あれは脅しだった…。昨日あんなことを言い出した俺が悪いのだが…。)
最初のコメントを投稿しよう!