昨日の出来事

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智穂『ゆぅ兄ィ…。重いからぁ…。退いてくれん?』 智穂の言葉が すぅーッと抜けてゆく気がした。 智穂からは 石鹸のイイ香りが漂っており 俺はそれにも酔わされていた。 微かに (ゆぅ兄ィ…。ゆぅ兄ィ………) と俺の名を呼んでいる声だけが聞こえた。
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