第二章

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しばらくすると頼んだ料理が運ばれてきた。 智「うまそー…今日は聖の奢りでしょ?」 聖「ちげーし。むしろお前が奢れ」 智「そーやって言うけど、こき優しいから奢ってくれんだよね?」 聖「…しょーがねーなー。」 智「んふふ。聖大好き」 聖「バーカ…」 聖照れてる。意外に可愛いとこあんだよね。 2人で料理を食べ終え食後のコーヒーを飲んでいた時だった。 聖「なーなー…最近どおよ?」 智「へ?意味わかんないから。別に普通だよ?」 聖「何か変わったことは?」 智「特にないけど…、どしたの?」 聖「や、何もないならいんだけどさ。」 智「ふーん…変なの。」 一瞬曇った聖の表情を見て内心何かあったのかと思ったけど深くは追求しなかった。 聖「そろそろ帰るか?」 智「え…うん」 結局聖の意図がわからず店を出た。
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