11790人が本棚に入れています
本棚に追加
「いだいいだいいだいだい!!」
やっべーてこれマジで痛いから。例えるなら裸足で石の上を歩いてるみたいに痛い。
「反省しなさい」
「何を反省するんだよ!!いだいって」
あれ?この足つぼ君確か父さんがこの前裸足で使ってたっけ。やばいな。
「ちょっと一回やめてくれ」
俺は体を起こしながら夏樹に頼んだが全然やめてくれない。
「何でよ!!」
何でよって言われてもな……えーい緊急事態だからしょうがない!!
「これ父さんが使ってたから水虫うつるんだよ!!」
ごめんよ父さん。秘密ばらしちまったよ。
俺の言葉を聞いた夏樹はすぐさま足つぼ君から手を離し、立ち上がって石鹸でゴシゴシと洗い出した。
「そう言う事は先に言ってよね」
夏樹が何か言ってるがいちいち返答していられない。俺もすぐに足を洗わなくちゃ。
俺は風呂場に行き石鹸で洗う。
「まだセーフだよな」
何か不安だよ。
最初のコメントを投稿しよう!