学級委員長とでたらめ教師。

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「恭子?こっちおいでよ」 この学校の化学教師、川本 シンは自分の座っているソファの横をぽんぽん、と叩いた。 「・・・何でですか、川本先生」 窓際に立っていた私が振り返り、そう言うと、本人は地毛だと言い張る茶髪で緩くパーマのかかった髪の毛をふわりと揺らして「いいからいいから、」とにっこり言われた。
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