始まりの鐘

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『2人は彼女とかいないの?』 英鈴の生徒会に入るためにはルックスも問われる なのでみんなそれなりに整った顔立ちをしている 言いたくないけどあのヤンキーもね 龍「いませんよ」 隆「俺も」 『嘘つかなくていーよ』 隆「嘘じゃないですよ」 『へぇ?』 淳「そんな事ばっかしてると拓弥に怒られるぞ」 『…拓弥はいないよ』 離れて暮らすなんて想像もしてなかったから拓弥のいない生活に全然慣れない むしろ寂しさは増す一方で 何でこんなに好きなのかな? 薫「そう言えばさ桐山雄大の事2人は何か知らないの?」 英鈴学園は地方から来てたりしてほとんど出身中学はバラバラ 知ってるはずがない 隆「今日初めて会ったんで」 薫「龍祐は?」 龍「俺も…よく分かんないです」 薫「だよなー…明日みんなでアイツの中学行ってみる?」 隆「そこまでする必要ありますか?」 『英鈴の生徒会に入ったんだからしっかり仕事してもらわなきゃね』 双「そうですよね」 どんなヤンキーでも選ばれた以上は不登校になんてさせないからね
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