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「うぃ♪お客さんだよ~♪
「………
あまり大きくない部屋のど真ん中にある程度の大きさのテーブルの奥に、金髪ロンゲで無精髭の濃い男が、どかっと座っていた、
「………おう、適当に座ってくれ、
「………
さらに不安になる俺…帰りたさも募ってくる、
「……ごゆっくりー♪
奥へ入っていく女性……
「……せぃボーイ、悩みを聞かせてごらん、どうせ…大したことの無い…悩みなんだろうがよ………
「……うるせえよ……
「何かに行き詰まったのかい??恋愛の問題か??……あ、自殺だけはやめとけ、人生まだまだこれからd…
「うるせえよ!!!
何か怒鳴りたくなった、
「………ちっ、ったく、ボランティアなんだぞこっちは、……サラの奴……客連れて来いって行ったけど…まさか副業の方の奴連れてくるとは思わなかった……
「………
「……話したいことあるなら話せよ…言えば楽になる事だってある……
「……………
「………ついさっき…仲間達と狩りに行ってきたんだ……
「あー……やるよね、狩り終わった後、剥ぎ取り中に蹴り入れてきたり…
「最後まで聞けよッッ!!!!!
「………ソーリー…
俺は…今日起きた異変を…全て話すことにした……
いや、元々そうしに来たのだが……
「突然胸の内が熱く煮えたぎってきて…そうだな……俺のガンズロックを本気で弾きまくったときとはまた違う……魂が揺れるような…
「話戻そうか、
「………
「……そうなって……気付いたら……飛竜を一瞬で狩ってた……
「…‥‥‥ は??
「おかしいのは重々承知して…
「もっかい聞かせてくれ……胸が熱くなって気付いたら飛竜を狩ってた……??
「あ…、ああ……
「…………
「その時、仲間の一人でも、怪我したり重傷くらったりしたか……??
「…ああ…… ! 何でそれを…!
「なるほど……
「よしっ!わかった、ちょっとこっちこい、
「おい!何がわかったんだよッッ!!
「……お客さん…名前は……??
「は??
「名前、あるでしょ立派なのが、
「……………
「………【クラウド・ストリングス】………
「なんだクラウドとか案外普通やな……
「……うるせえ黙れオッサン………
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