friend~

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「ちょい、遅刻だよ!」 ドンドンと 家の玄関のドアを 慌てて叩いきながら 部屋の中の人物に 女の人が語り掛けていた 「んぁ?もうちょっと待ってろ」 寝ぼけ眼の男の人が ボサボサの頭をかきながら ドアを開け アクビをしながら立っていた 「は?寝ったの!?」 思わず大きな声を 出してしまった 「でっかい声出すなよ~ 耳キーンって、頭痛て」 両手で頭を押さえて しゃがんでしまった 「二日酔い?」 左手で頭を押さえて 「入れ」と 右手でコイコイと合図した 彼女は迷わず 部屋に入った
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