58人が本棚に入れています
本棚に追加
/14ページ
スタッフルームで浅見さんと話していると、藤島店長が入ってきた。
「店長、おはようございます。」
「みっちゃんおはよう。」
男前だと評判の藤島店長が、爽やかな笑顔を向ける。
私も笑顔を返した。
「浅見さん、朝は何かありました?」
つなぎの上に着ていたブルゾンを脱いだ藤島店長が、朝の様子を浅見さんと確認しあ合う。
浅見さんは電話の問い合わせがあったこと等を告げている。
壁にかかる時計を見ると、8時半を指していた。
もうすぐ会える。
私は3人分のタイムカードを通せるように準備し、フィールドに通じるドアを開けた。
最初のコメントを投稿しよう!