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「最新の情報と言えばこんなものしかありません。顔が広くても今はこの程度です」
和也が見つめる中、備前は肩をすくめた。
和也は地面に視線を落とし、だんごを静かに飲み込んだ。
「・・・いいんじゃね?」
「え?」
「過疎でもいいんじゃね?」
「えーと、・・・は?」
「いや、過疎楽しいじゃん」
和也は備前を見ながらケロッと言った。
「え、ちょ、和也さん。レギュラーにあるまじき発言ですよ?」
「だってさ、好き放題出来るよ?」
「・・・・・・・・・」
「第一み『和也ぁぁあああああ』」
次の瞬間、和也が茶屋から吹っ飛んだ。
激しく土の上を滑った和也は驚きもせず起き上がった。
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