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貴方は俺より小さいはずなのに
『10代目』
その存在の
全てが大きすぎて
俺には貴方しか見えない
俺は貴方のお役に立てているのだろうか？
「大丈夫だよ」
貴方はそう言うけれど
嘘をついていませんか？
その小さな肩に乗っている
大きな重荷
そんなに無理をしないでください
貴方が押し潰されてしまいそう
貴方が全て抱え込む必要なんてない
できるならその重荷
俺に背負わせてください
貴方が望むなら
途中で放置はしません
最後まで
責任を持って送り届けます
貴方の荷物は俺の荷物
貴方の敵は俺の敵
貴方の信じるモノは俺の信じるモノ
貴方の幸せは俺の幸せ
貴方が敵としたのなら
俺は全力で戦います
貴方が信じると言ったモノ
他人が何を言おうと俺はそれを信じ続けます
そして
貴方はご自分の事より
すぐに他人の事を考えてしまう
それで俺に幸せになれとおっしゃるのなら
まず
貴方が幸せになってください
そうでなければ
俺は幸せにはなれない
だから
俺に頼ってください
何時如何なる時でも
俺は貴方の傍にいます
忠誠を尽くしてお仕えします
この獄寺隼人
命を懸けて
貴方をお護りします
ボンゴレ10代目の
『嵐の守護者』
ですから…
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