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『痛いっ・・・』 逃げようとすると さらに敦の手に力が入る・・・・。
「俺マジやから俺のこと嫌いか?
俺初めて会った時からっつかメールしてた時からすきやった 俺お前の事好きやから惚れられても全然かまへんし」
「なあ?」 敦の必死さが突き刺さる・・・・
『痛いよ・・・離して』
「わっワリー・・・・」 力ずよい手から開放される。
まだ手が痛む。 男の人の力強さが手に残る中ミキは、敦に答えた。
『もぅ・・・・優しくしてよ・・・あたしも・・・好き・・・・敦が好き』
敦は目をクリクリさせながら笑い出す。
「アハハ・・・・マジで?本間?やったー!!」
はしゃぐ敦を見て微笑みながらミキは囁いた。
「敦大好きだよ」
すると敦の胸元で前が見えなくなった。
「ミキあんまり俺をドキドキさすなよ・・・・」
敦は照れた顔を見せたくなかったのか、離れない。 でも、心臓の音は隠しきれていないようだった。
同じ鼓動の早さ・・・・
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