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「よォ彼女、一体どーしたよ?」
リーダー格らしい、顔中ピアスだらけのヤンキーBが月曜日に言い寄る。
「邪魔すンな。取り込み中だ」
「つれねェこと言うなよなァ? このクソガキなら俺等で片付けておいてやっからさァ」
人のコトをクソガキと呼ぶのは勝手だが、お前等だってそんなに歳離れてるようには見えないぞ、僕と?
とか思ってる間に、僕はランデルマンみたいな髪型をしたAと、ニット帽を被ったCによって挟み打ちされそうな状況にある。
月曜日は、まだBに相手されているのか。
「こんなヤツ放っといてさァ、俺等と一緒に遊ぼうぜ、な? おッ、彼女けっこういい乳……してねェじゃねえかヨ」
「ンだとテメェエッッ!!!!」
あっ、Bが物凄い勢いでぶん殴られた。
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