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その日を境に俺は少しずつ変わり始めた。 俺が変わったからなのだろうか、周りも俺に話し掛けてくれたりと今では飲みに行く仲間まで出来た。 これも全て彼のおかげかもしれない。 「雅俊ー。俺、終電逃すから家泊めてくんねぇ?」 「終電を逃すのが前提かい?全く…」 呆れながらも笑う彼。 「仕方ない。…酒は君持ちだ」 「あっりがとー!」 俺は焼きそばパン片手に意気揚々とディスプレイと向き合った。 仕事の面倒臭さとかどうでも良い。 雅俊が近くに居るのだから…。  
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