第一章 王なき王宮

3/7
前へ
/173ページ
次へ
一堂驚く。 「なっ!」 アルベルトが言う。 「確か、勇者の生まれ故郷のはず・・・」 グラウンが言う。 「魔王め!何個世界を潰せば気が済む。」 チャリーが言う。「あれを使う時が来た。」 ~闇の世界~ 何処からか声が聞こえる 「来たか、アスモよ・・・」 アスモ「はい、瑠璃様は?」 瑠璃が暴れながら叫ぶ 「紅蓮は、何処よ! 私に何かしたら紅蓮が許さないから!」 アスモがつぶやく。 「五月蝿い女だ」 闇が、集まって魔王の形になる。 「瑠璃よ、」 魔王が、手を伸ばす。 瑠璃が悲鳴をあげる 「きゃああああああ」 ~葛西紅蓮~ 闇の中に一カ所、 光が射している。そこには、瑠璃がいた。 「紅蓮❤」 瑠璃が微笑んでる。 「瑠璃❤」 紅蓮が瑠璃に腕を伸ばすが 瑠璃には、届かない 「待って!」 瑠璃がどんどん離れてゆく。 やがて見えなくなった。 紅蓮が叫ぶ 「瑠璃~~~~~~!!!!」
/173ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加