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何もない荒野の中、一人歩く男の姿があった…男の名はニド
この乱世の中、散らばったアルカナをロード達から奪い、ニドは遥か北の地アヴェリシアに向かっていた。
先ほどまで廃墟街をさ迷い、そこで使い魔を操る老婆と一戦交え一蹴し、また旅を続けていた…そう今の時代そういった輩も珍しく無いのだ。
ニド「………!」
ニドは突然、剣の柄に手を置き気を張り巡らした。
何かいる…さっきの老婆か、それとも野党か…そんな事を一瞬考えたが直ぐにニドは柄から手を離した。
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