序章

6/23
前へ
/275ページ
次へ
何もない荒野の中、一人歩く男の姿があった…男の名はニド この乱世の中、散らばったアルカナをロード達から奪い、ニドは遥か北の地アヴェリシアに向かっていた。 先ほどまで廃墟街をさ迷い、そこで使い魔を操る老婆と一戦交え一蹴し、また旅を続けていた…そう今の時代そういった輩も珍しく無いのだ。 ニド「………!」 ニドは突然、剣の柄に手を置き気を張り巡らした。 何かいる…さっきの老婆か、それとも野党か…そんな事を一瞬考えたが直ぐにニドは柄から手を離した。
/275ページ

最初のコメントを投稿しよう!

75人が本棚に入れています
本棚に追加