いくまやく
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渋谷駅から数分歩いた所に、その会社はあった いや、会社というよりもマンション それもとっても高そうな 豪華だけどセンスのいいエントランスをくぐって、圭一から聞いていた部屋番号をゆっくりと押した 「はい、ラブスノウです」 若い女の子の声がした 「あ、あの、わたし渡部圭一くんから紹介して頂いた、山口菓子といいます」 「あぁ、は~い」 目の前の大きな自動扉が開かれた
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