いくまやく
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エレベーターで10階にあがると、すぐに「株式会社ラブスノウ」とかかれた看板があった 受付らしき電話の受話器をとったと同時にガチャっと音がして扉が少し開いた 「カコちゃん?」 ひょこっと覗いてきたその顔は大学生みたいな女の子だった 彼女に案内されて進んだ部屋の窓一面からは都心のキラキラが夕方の空に散らばっていた 「わぁ…」 あまりにキレイでしばらくたたずんでしまった
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