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（中庭。お昼、みんなで色んな話しした。
―楽しかったなあ…
いつも当たり前に一緒にいたのに、これから離ればなれ。
それぞれまた友達出来て、新しい生活が始まって。
積み重ねた私達の時間は、そのうち新しい時間に霞んでいっちゃうのかな…）
ｻｸﾗは、そう思っている内、ぽたぽたと涙が出て来た。
「―やっぱりここに居た」
ふり返るとﾘﾅとﾅﾂｷが立って居た。
「ｻｸﾗが体育館にいなかったから、ここかな、と思って」
ﾅﾂｷが微笑む。
「―楽しかったね。
貴重な三年間だった。
二人ともありがとう。そしてっ！これからもﾖﾛｼｸ☆」
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