~いい日タビダチ~

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リナが少し涙目で笑って言う。 「…私こそ。ヨロシク☆」 ナツキがリナに抱き着いた。 「私も~☆」 サクラも二人を抱きしめる。 そんな三人に暖かい春の陽射しが降り注いだ… …… 『卒業生、至急体育館へ集合して下さい』 式が始まる様で、放送が入った。 「―行こっ。彼氏の高校生活最後の晴れ舞台を見に行かないと☆」 ナツキがサクラの手を引っ張った。 「―遅れたら、生徒指導から罰あるかもよ!?レポート提出とか?」 「卒業式で~?!」 「流石にナイだろ?それは」 女三人、突っ込みを入れつつ、体育館へ向かった。
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