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平[まず発言と行動から読みとると絢音様は萩原様への恋心があります]
絢「…えっ?」
架「私を甘く見ない方がいいよ?」
絢「なんで?─ねぇ、架純?」
架「じゃあ証拠みせる」
架純が指を鳴らすと大きなスクリーンが出てきた
そこに映る映像は私と大紀の帰りを一部始終を映したものだった──
絢「なんで?…いつ、、いつ、こんな事…いつこんな事したの!?」
涙をこらえて叫ぶ私の声は震えてて上手く声が出ない
架「私を屋上で抱きしめてくれた時に背中の見えない所にシール貼ったの。ブレザー見てごらん?」
私が急いでブレザーを脱ぐと小さく見えない隙間に確かにシールがあった
平[そのシールは絢音様の心拍数を測る物です]
って事は…今までの心拍数を全部コイツらに把握されてた─
平[そして、この映像は私が後ろから撮影してました]
絢「最低っ!犯罪だよ?これ…」
架「最低なのはアンタでしょ?」
絢「なんで私が」
架「許さない…私はアンタを許さない、友達だったらこんな事しないよ」
映像を見る限り私と大紀は確かにカップルのようで…
絢「さようならっ」
あたしはその場に立っていられなくなった
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