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正直、嫌な気はしなかった。
ただ不思議に思った…
沈黙が続く車内で平泉が口を開いた
[架純様、本当は違うんです]
「え?」
[本当は、、架純様は悪い方ではありません。]
「どういうこと?」
[架純様は…]
─初めて知った架純のこと。
ビックリしすぎて頭が混乱する
…架純は私の事信じてたんだって
今までお金持ちだからって友達があまり居なくて、ひどい時はイジメにあったんだって
だから、こんなめに会いたくなかった架純は私にお金持ちの事黙ってたんだって
私とより深く関わるようになって架純は私に真実を言う決心着いたんだって
真実知っても普通だった私が嬉しかったんだって
「じゃあ、なんで?…なんでこんなことっ」
[架純様は萩原様の事好きでは無いのです。]
────え?
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