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「なんで持ってんのよ?」
『絢音の姉ちゃんから貰った』
「はっ?琴音から?」
『うん★…てか、そんな事どーでもいいから早く食べよ♪俺の手作り豪華料理!←』
「どーでもよくないから聞いてんの!」
『ご飯冷めちゃう~』
「アンタ犯罪だよ?」
『犯罪?』
…大紀のその一言で今日の出来事が一気によみがえる
架純の行動や架純の隠されていた秘密
そして、、、私が大紀の事を…
『…やね!?』
『絢音っ!』
ハッと我にかえる私。
『大丈夫?』
「…ない」
『えっ?』
「ご飯いらないっ」
大紀と離れなきゃ…
そう思うと、こういう言葉しか出てこなくなってて…
『絢音の好きな物ばっかなのに~』
「ど…毒入ってたらどーすんの?」
そーいう理由でしか断れなくて
『入ってないよ?信じられないなら全部俺が先に食べてあげる』
やめて?大紀…
これ以上優しくされると私じゃなくなってく…
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