あ め だ ま `🍸、

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      『…ね?』 微かに聞こえる愛しい人の声 『…やね』 何回も聞いた事のあってどこか懐かしい響き 『あやね』 この声とこの響きで呼ばれる私の名前 ───「あやね」 ───────── ─────────── 絢音って名付けてくれたのは私の母親なんだって。 でも、「絢音」と呼んでくれたのは一度だけ。 普段は「あーちゃん」って呼んでたから… でもお母さんは最期を迎える時、私に「絢音、ゴメン」って絢音って呼んでくれた。 「ありがとう、お母さん」 今なら素直に言えるのにどうして言えなくなっちゃうの? ふと目の前が明るくなる …まぶしい光が差し込む 『おはよ。絢音』 私の視界の中心にあなたが姿を現した。  
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