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春菜
「しょうがないから、あなたがお行きなさい。安原！」
安原
「えっ!? 自分ですか？」
リサ
「安原さん、頑張って」
安原
「（困って）いやいや」
美智子
「名誉はあなたの物よ、安原」
安原
「いや、まだ行くとは……」
鶴見
「怖じ気づいたか？」
安原
「そんなワケはない！」
今井
「じゃあ、お願いします！」
一同、拍手。
安原
「どうしてこんな時だけ一致団結するんですか？」
春菜
「そんなに嫌がるなら、私が行くわ」
美智子
「私が行きます」
鶴見
「分かった。俺が行く」
リサ
「私が行きます」
今井
「私が行きます」
一同、安原を見る。
安原
「このパターン」
一同、安原を見る。
安原
「これってダチョウ倶楽部ですか？」
リサ
「そんなんじゃありませんよ」
今井
「そうですよ。そんな事しません」
安原
「でも最後に、『じゃあ自分が』って言ったら、みんなで『どうぞどうぞ』って言いますよね？」
鶴見
「言うワケないだろ」
美智子
「今時、そんな事しないわ」
安原
「本当ですか？」
春菜
「試しに言ってみ」
一同
「私が行きます」
安原
「じゃあ、自分が行きます」
一同
「どうぞどうぞ」
安原
「なっ！ 絶対こうなると思ったんだ！」
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