🌸一目ぼれ・・そして再会✨

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しばらく時間が止まっていたのを覚えている 複雑な心境の中 昔の彼女と付き合っていた時を思い出していた・・・・・ その時と同じ感覚だつた・・懐かしい感覚・・ 今でも思い出す・・あの頃・あの瞬間・・・・・・ そして今この時・・・ 彼女はキスしながら泣いていた 頬をつたってその涙が 俺の頬を流れる・・・・・・・ とめどなく・・流れ落ちた・ そして彼女をそっと座席に 座らせ 今度は自分から彼女にキスをした・・・・・・ 心の中ではなんでだろう  どうしてするのか理解が 出来なかった・・・・・・ 長いキス・・・そして切なく 温かい思い出のキスだった・ そのまましばらく時が すぎた・・・・・・・・ 率直に自分の心の中では  このまま時が止まってくれればいい  そう思っていた・・ なんで別れたんだろう    あんなに好きだったのに・・ 彼女とはいつでも一緒だった どこに行っても隣に彼女の 横顔が あった・・・・・・・・そして いつも笑顔で振り向いてくれた・・ そのころの彼女が 今 自分の胸の中に居る・・・・・ 別れてからだいぶ経つのに そして長いキスが終わり   二人の額を付けて見つめ合い 無言の時が過ぎた・・ただ  彼女の目を見ているだけで すべてが伝わっきて・・・・ 涙が零れた・・・ なんで別れたんだろう・・こんなかわいい彼女と・・・ どうして理解しあっていたのに別れたんだろう・・・ 今自分の目の前にいる 彼女を手放したくない・・・・・ そう 思った・・・・・昔は彼女だけは俺が守る・・ そう 思っていたのに・・・ 突然彼女の携帯が鳴った・・二人とも我にかえった・・ 彼女が携帯に出ると 彼女の旦那だった・・ はい もう帰るところです・そう言って彼女は携帯を切った・・ 車を降り 海浜幕張駅のホーム迄送りに行った・・・・ しばらくすると列車が到着しドアが開き彼女が列車に乗り込んだ ドアが締まり彼女を見ると 昔の笑顔で手を振っていた・ 俺も手を振り列車が発車すると同時に走っていた・・ どんどん列車がスピードを上げ彼女が見えなくなってくる そして彼女を乗せた列車は小さな明かりとなり消えていった・・・
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