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食事を終えた2人は、一般の人が利用する談話室と呼ばれる所でくつろいでいた。
そこで互いの事を話したり、携帯の番号やアドレスを交換していた。
気が合った2人は話しで盛り上がり過ぎて、他人からうるさそうな目で見られていた。
そこへ、エリスがやってくる。
仁はエリスが来た事に気付いて声を掛けようとするがなんか恥ずかしく、その試みは失敗に終わる。
久しぶりに合った感覚がした。
「ここにいたのね。2人ともちょっと来て欲しいの。社長がお呼びよ。」
仁はその一瞬、社長が誰だか分からなかった。まぁ、ここのトップの角松一なのだが・・・
「あのじっちゃんが俺たちに何の用だよ。」
鉄也は角松をじっちゃんが呼ばわりし、エリスに聞く。
じっちゃんと聞いた仁は社長イコール角松の事を指していることを知る。
鉄也の嫌味な言い方にため息をするエリス。
「仁の体の事と貴方と私の今後よ。わかったら早くしなさい。」
仕方なく腰を上げる仁と鉄也。
「はぁ、今後か・・・何言われんだろ。」
と愚痴る鉄也だった。
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