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仁、エリス、鉄也、3人は角松のいる部屋の前に着つく。
失礼しますとエリスが、ノックをした後に部屋の中に入るエリス。仁と鉄也もエリスの後に続き部屋の中に入る。
そこには椅子に座った角松と机を挟んだとこに閻が立っていた。
「お、来たな。じゃ、エリスと鉄也は俺について来てくれ。」
と言って2人を隣の部屋に案内する。
結果的に再び、角松と2人きりになってしまう仁。
「どう、じゃった?測定の方は?」
どうだったと聞かれても、数値的な結果を聞いていないので分からない仁だった。
「いや、結果的なものは聞いて無いっすけど。」
仁は正直と答える。
「そうか、なら教えよう。臼井くん、君は現在、抑制モードに近い状態なのじゃが・・・その状態だと大した力を持っているとは言えないのじゃ。」
軽くショックを受ける仁。角松は続ける。
「体力、背筋力、敏捷性、はまずまず。あとは、普通か低いかじゃ。じゃが、解放モード時は、そこら辺のアドノマリー以上の力を発揮している事がわかった。また、君の場合、抑制モードから通常モードを飛び越して解放モードになったのじゃから、通常モードの力も見れなかったわい。」
角松は道場に設置されているカメラの映像をリアルタイムで見ていたのだった。
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