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鉄也が笑う。腹の底から。どうやらツボにはまったらしい。
「アッハハハハッ、ップッ・・・フフヒ、フハハハ!・・プッウー!ゴホッ!オッホ!ゴホッ・・・。」
むせた。
鉄也は閻の質問に問題があると指摘する。
「師匠。質問が漠然すっよ。仁はまだ戦闘訓練すら受けてないんすよ。」
「すまん。」
ここで鉄也が仁に閻が言いたい事をつたえる。
「分かりやすく言うと殺し屋の腕はどうかってことだよ。」
「打たれたタイヤは前後左右のどこですか?」
(ほぉ、なかなか切れるな。)
そんな事はない。
「前の左。運転席の反対だ。」
(さて、どう考える。)
閻は仁に期待しすぎだ。
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