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「そ、そろそろ帰るね。 時峰君明日も早いんでしょ?」 「ん。早いよ。」 「ごちそう様。 ホントおいしかった。 ありがとね。」 「いーえ。 どういたしまして。 今度は作ってね。」 何と返答していいものやら分からなくて、無言で笑い玄関へ向かった。 靴を履き、もう一度振り返ってお礼を言おうとすると、時峰がすぐ後ろに立っていた。 部屋の明かりのせいで逆光になり、あまりよく表情が見えない。
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