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喜代「さっきのは、使用人…ここの一番の執事らしい」
和仁を見ては、不思議そうな表情に少し困った顔で言い
和仁「そうなんですか」
喜代を見ながら、納得するかのように頷き言うと、エレベーターが停まった
喜代「…」
扉が開くと、喜代は溜め息を漏らすと同時に、スッと再びスーツ姿の男が目の前に現れ、扉を押さえ
??「御疲れ様でした、どうぞ」
手を差し出しながら、言えばニッコリと微笑み
喜代「サンキュ、オッサン
まだなのか??」
出ては問いかけると、和仁も出
和仁「オッサンって」
苦笑いしながら言うと、スーツ姿の男は扉から手を離し
??「先程あと5分程と、連絡を受けました、喜代様申し訳ありませんが、桜の間にて御待ち下さい」
バツの悪そうな表情で言えば、通路奥の方を指さし
喜代「判った、和仁行くぞ」
半ば表情に頷けば、振り返り言えば歩き、桜の間に向かった
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