いつもとは違うようで

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喜代「すんなり出れたな~止められるって、思ってたんだけどな~…まぁ、いっか」 電車に乗りつつ、外を眺めてボソッと話すと、あくびをした 和仁「にしても、この資料もらっても、良かったんですかね?」 片手にある紙袋の中には、ギッシリ書類が入っていて、喜代を見ては問いかける と、言うのも電車に乗り込む前に、都心部に本部がある、薬剤収集部隊の隊長が話しかけて来て 隊長「蓮根和仁さんですね?国長からのお届け物です、新種の書類等です、何かの役に立てばとのことでしたよ」 新種の薬草や木の実の採取場所、調合過程等々のレポートが書いてある書類を紙袋の中に沢山もらったのだ。 喜代「いいんじゃね?ちょっと寝るわ」 書類入った紙袋に目をやり言うと、目を閉じてすぐに寝入った喜代を見て、紙袋から容姿の束出して目を通し始めた 程なくして、町に帰ってきた。
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