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やっと現実に帰って来たら、袖を引っ張るあずきバー三本が・・・(を欲しがる娘)
『あの輩に関わったらいけんばいっ!尻の毛まで抜かれて鼻血もでなくなるとよ?』
「はいっ?」
なんで、適当なナマリ&意味不明で、しかも疑問形?
「大丈夫っ。たっちゃんが甲子園に連れてってくれなくても、あずきバー三本は買ってやるよ。」
『どこのモヤシ子かと、おもうちょったのに、なんて!太っとかっお人とたい。そんな事思ってた自分が恥ずかしかっ(>_<)』
などと、意味不明なやり取りをしているうちに、和式なトイレが好きそうな三人が立ち上がり、こっちに歩いてくる。
あずきバーは、俺の後ろに袖を掴みながら、隠れて少し震えていた・・・。トイレの中心格らしき奴が声をかけてきた。
立派なトイレ「随分とトッポイ感じで、スカシとるのぉ」
俺「あんな恥ずかしい。たむろの仕方で、ダブルソ~ダを分け合ってる奴の気がしれね~ぜ!三人で分けたら、半分余ってケンカになんじゃね~のか?」
立派なトイレ「ッツ・・・」
立派なトイレが何も言えないのを見て、子分のトイレがしゃしゃり出る。
普通のトイレ「聞いていりゃ~ガリガリ君でも気取って食べてそうなツラやのぉ~ダブルソ~ダを買ってでも、仲間と喜びを分かち合う。男気あるゲンちゃんとは、大違いじゃ。」
俺「ッツ・・・」
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