ペガサス姫と仲間①

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　 少し考えて、ﾗﾋﾟｽはこう切り出した。 　 　 「昨年―-、お母様が亡くなったでしょう？」 　 ﾗｳﾄﾞが姿勢を正したのがわかる。 　 「あの時…、お母様の部屋に弟と一緒に行ったの。」 　 　 ﾗﾋﾟｽの心は 　 その夜に戻ってゆく―― 　 　 　 　 　
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