二人がかりで

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そして奈美恵おばちゃんは、私の足の焼けぐわいを確かめると腿の上に置いたオキ火を火挟みで掴みストーブの中に戻し火傷の痕を手でなぞり確かめると(奈美恵=いい焼き痕が出来たじゃないかお前!)(私=エェ~ンエェ~ン、アァ~ンアァ~ン、もぅ~許してぇ~、エェ~ンエェ~ン)(奈美恵=煩いっ!まだまだ許さないよっ!昨日あれだけヤキ入れられてるのにまだ分からないんだからお前っは、!)(私=エェ~ンエェ~ン、もぅ分かったからぁ~、エェ~ンエェ~ン、)(継母=何がどぅ分かったのよっ!うぅ~ん由美子っ!ヤキ入ればもぅしないだの、分かっただのってっ!口先だけで本当に!)(私=エェ~ンエェ~ン、本当に分かったからぁ~、アァ~ンアァ~ン)(奈美恵=じゃ言ってみなっ!どぅ分かったのかっ!)(私=ゴメンナサイ、エェ~ンエェ~ン、エェ~ンエェ~ン、)(奈美恵=泣いてたって分からないだろぅ!チャント言えってっ言ってるんだっ!お前っ!)(私=エェ~ンエェ~ン、分かるっ、分かるからぁ~、)(継母=分かったんだらサッサと言えっ由美子っ!泣いてばかりいないでっ!)(私=ゴメンナサイお継母さん、エェ~ンエェ~ン、)と泣いて謝る事しか出来ないでいると継母が(継母=分かる分かるってさっきから口先だけで本当にっ!何回同じ事言わせば気が済むのよっ!うぅ~ん由美子っ!)と言い継母は、ガチャと音をたて又火挟みを持ちストーブの中から真っ赤になってるオキ火を掴み私に見せつけ(継母=ホラッ由美子っ!又オキかっオキっ!何回も同じ事言わせやがってっ!このガキッ!)(私=嫌っ!嫌っ!許してっ!もぅ許してっぇお継母さんっ!)と何回も許しを乞おたのですが継母は、そんな私の言う事等聞く耳を持をたず私の腕を掴んで肩口にジュッジユッウッ~とオキ火を押し付けたのです(継母=言えったらサッサと言うんだっコラッ!ジュッジユッウッ~、)(私=ゥワア~ン!熱っつぅいっ~!熱っつぅいっ~!熱っついっお継母さん!ゥワ~ンゥワ~ン!ゥワ~ンゥワ~ン!)(継母=熱かったら何で言わないのよっコラッ!何時までも強情張りやがってっこのガキッ!)と言い肩口や腕にオキ火を押し付けたのです、そして継母は、そのオキ火を又ストーブに戻し私を睨みつけながら(継母=本当に素直じゃないんだからお前は、なんぼ泣き喚いても今日は、お前が素直になるまで絶対許さないからなっ!)
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