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時は変わって昼休み。
〈屋上〉
成也
成也はそんな事を考えながら弁当を食っていた。
?「なあ、横良いか?」
弁当を立ち食いしていたクラスメイト、伸司が話し掛けて来た。
成也「悪ぃな、今は俺一人で…って、おい!」
伸司は成也の言葉を無視して勝手に横に座った。
成也「テメー、俺の話聞いてたか~?」
少しキレ気味の成也。
伸司「?ふぁひ?(何?)」
成也
伸司は弁当を口いっぱいに頬張っていた。
そして二人とも食べ終わり、気晴らしに色々話をしていた。
伸司「そう言えばよー、あんた玲奈ちゃんと話してたよなぁ?」
成也「玲奈?あぁ、隣の奴ね」
伸司は顎に手を置いて「うーむ…」と言っている。
成也「あいつ、どうかしたのか?」
伸司「いや…別に…」
成也
伸司「まあ、あんた悪い奴じゃ無いみたいだし、大丈夫だと想うけどな!」
成也「…何かあんだろ?言ってみろ、同じクラスなんだからよ…ま、俺が役に立つか分かんねぇけど…」
伸司は困った顔をして俯き、顔上げ喋りだした。
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