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伸司「…今はどうなのか知らねぇけど玲奈ちゃんは中学の時、クラスの女子どもにイジメにあったんだ…、それから誰にも近づかなく成っちまって…」
さっきまでの明るい空気が物凄くジメジメした空気に変わった。
成也「…なるほどねぇ…」
伸司「あっ、悪い変な空気にしちまって」
成也「いや、かまわねぇよ、俺が聞いたんだし」
少しの間沈黙が続いた。
その時、屋上の扉が勢いよく開いた。
自己紹介するまでもない不良が三人入って来た。
不良A「何だぁ?おめえら?此処は我が校の番長、本田 吉和(ホンダヨシカズ)さんのテリトリーだぜ?」
不良三人称は二人を脅しに掛かる。
成也「あっ、不…むぐっ!」
伸司「あ…あはは、すいません…、す…すぐに出て行きますんで!」
伸司は成也の口を塞ぎ、即座に対応する。
不良B「へぇ、今年の新入生は礼儀ってもんを分かってんな」
不良C「んじゃあさっさと出て行きな…」
更に不良三人称は指を鳴らし脅す。
伸司「は…はいぃぃ!」
成也「放せアホンダラ!そして、掛かって来いコノヤロー!!」
伸司は中指を立てている成也を抱え、戦場から離脱した。
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