prologue

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「佳奈、佳奈?」 声をかけても返事はないので肩を軽く揺らす。 すると佳奈はいつも通りこちらを一度見てからシオリを挟み、やっとおはようと言ってくれる。 このおはようを聞くとやっと今日が始まったって気分になれるから不思議なもんだ。 無表情だけどね。
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