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小さな紙切れを開くとそこには斗真くんの字で、
『頼むから俺の前で泣かないで…。
なんで泣いてる？
頼むから教えてくれよ。
ほっとけない。
お前がどんなに俺の事嫌いでも…
やっぱり俺はお前が好きだから…』
そう書いてあった。
斗真くん…
まだ私の事…好きでいてくれてるの？
私…あなたを好きでいいの？
ずっと言えなかった…
恥ずかしくて…今更で…
でも…私も…伝えなきゃ…
ちゃんと自分の気持ち…伝えなきゃ…
そして私はこう書いた。
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