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「はぁ…。」
私は教室へ入り自分の席へ座ると、深くため息をついた。
そんな私に、近くにいた亜紀は聞いてくる。
「朝からどうしたの?
そんなため息ついて…。
駿くんの事も解決したし…
なんのため息?」
亜紀には、昨日電話で全てを話していた。
あんな話を聞いても、変わらず接してくれる亜紀が私は大好きだ。
私のため息の原因は…
そう。
駿くんの事ではない。
あいつに素直になれない自分へのため息だ。
亜紀にその事を話すと笑われた。
“好き”という2文字を言葉に出して言えばいいだけじゃないと…
だから、その2文字を言うのが一番難しいんだってば…
はぁ…

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