仕事の手伝い。

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それに親に塾へと通わされてからは勉強もかなりのレベルになった。 このまま言われるままに生きていけばお金に困るような人生は送らなくてすむ。 そう考えるとそれはそれで幸せな人生なのかも知れない。 なのに、僕は心のどこかで夢を諦められないでいる。 自分でも未練がましいとは思うのだけどそれは紛れもない事実。 その仕事の人を見かければ目で追ってしまうし、気が付けばネットで検索している。 分かっている。所詮は夢。父親に頼んだ所で分かってくれるとは思わない。
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