序章:ありふれた日常

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序章:ありふれた日常

ガタンガタンガタンガタンガタンガタン電車に揺られて軽くドナドナ的気分を味わいながら、友達と話していて不意に、 俺は奇妙な感覚に襲われた。まるで今から向かう場所に近づいてはいけないような不思議な感覚に・・・。 昨年の春、俺は公立X高校に入学した。 初めはどぎまぎしていたクラスも最終的にはまぁ良いクラスになっていて、 俺もこのクラスを離れたくなくなっていた。
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