涙は涸れることを知らない

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「家まで送るから」 男はそう言ってくれたが、奈津美は首を振った。 奈津美は無言で立ち上がり、駅に向かって歩き始めた。 男は少し後ろをゆっくりと歩いてくる。 背中を守ってくれているようで……少し安心した。
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